映画

LOOP ループ 時に囚われた男
ハンガリーの映画 原題はそのままハンガリー語でループを意味する「HUROK」
ループもの映画。

薬の密輸を生業にしているアダムとアンナは、アンナの妊娠を切っ掛けに関係がギクシャクしていた。

ループものは物語の性質上何かを切っ掛けに世界を丸ごとやり直して分かりやすいく作らることが多いが
この映画では同一の時空間にパラレルワールドが発生し過去の別の選択をしてる自分とも対面する、
しかもループのトリガーが主人公自身では無いために話が余計ややこしい。
ちょっとひねりすぎかなとも思ったが、オチは結構よかった。

最初のループはよく分からないうちに2週目が始まっていて過去の選択をした自分が録画されてるビデオを
アンナからもっらって今が2周目であることを視聴者も確認してしまう、かなりの変化球。
ループものと思って観てるので主人公のどこかがトリガーになるのかなと思い返してもそれらしい要素も
思い当たらず、最初は「ビデオに録画されること」がトリガーなのかな?と思ったりもした、
実際は「アンナが死ぬ」がトリガーで主人公自身が死んだりというのはトリガーになっていないストーリー。
選択分だけパラレル主人公がいるらしく映画冒頭の部分が最後のオチになっている、
主人公が死にまくればジャンジャン死体が渋滞してちょっと面白い感じもするがそんなことはしなかった。