映画

レプリカズ
2018年の映画 キアヌ・リーヴス アリス・イブ
オチは悪くないけどそこまでの道のりは耐えるのに苦労した。

こういった話につきものな命題「生命倫理とそれを弄んだ者たちの末路」がこの映画には無い。
それをあえて外していこうという意気込みは買いたいが、しないだけという耐え難い退屈な内容。
最初からロボットみたいな家族(マーベルのヴィジョンの家族かよと思った)には違和感しか無かった
ひょっとしてこれこの時は違う設定で撮ってたなのか?と疑いたくなる。

・それロボコップで観た。
・最初からロボットみたいな家族
ロリコンの協力者
・多すぎる家族(家族を犠牲と言ってるが子供3人もいる理由は埋め合わせに仕込み過ぎだから?)
・予定調和な雨
・案の定数が足りない
・どっち付かずで狂人になれない主人公と協力者
・丸投げ気質な主人公
・全員のキャラクターが定まっていない
・タイミングが最悪な予兆のない突然の告白(知らない間にスキップしたかな?)
・哀れな協力者←彼だけがただただ割を喰わされてるナゼ?
・なぜかWinWinで大団円
キアヌ・リーヴスがギフト!

観始めた映画は必ず最後まで!、どんな駄作にもいいとこがあるはず!
をモットーに映画を観ているが、この映画…良いとこを探してみたが無いね。

最後クローンの容器が足りなくてレプリカ出来なかった末娘を再生して終わるが、
子供を無しにして奥さんのアリス・イブの魅力で引っ張り、主人公もクローンになり
最後にクローンの奥さんとの間に子供が出来るって終わりで良くないかなと思った。
何よりモヤっとするのは、
主人公はなんの負債も負わずに家族を取り戻し丸く収まり、
研究の責任も自分のクローンに丸投げして放棄してるただのクズってところ。
視聴者は誰の立場に立って観ればいいんだろう?
面白い駄作は世の中に存在するがこれはその域にも達してない、残念だなぁ。