映画

プラネット・オブ・ロボット
イギリスのSF映画
ある惑星がワープゲートの出入口を建造し60年かけて地球の軌道上に投入してきます、
彼らの目的はお互いの星を「接続」することで投入後ゲートのテストにプローブを送り
次に有人プローブを実験の為地球側に送り出します…。

宇宙人感がない!変なタイツすら履いてない。
ナチュラルに宇宙人側の目線で英語表記のゲートの説明から入りNASAっぽい英語のコンソールUIの宇宙船で
まるでイギリス人の見た目の"宇宙人"をデス・スターみたいなゲートで地球に送りだす。
ただ一つ主人公を地球人じゃなく見せているのは身体的に高ぶってくると入るキーーーーーーーーーンという頭痛音、
こうなると彼は高山病の人が酸素を吸うように足りない大気成分を多めに吸って落ち着く。
多分彼の星は平均気圧が地球より高く大気成分の何かが地球より多い地球人が1気圧と定めた高度で高山病に掛かる生物だ。
(ただの偏頭痛持ちかもしれんけど)
高度っぽそうな文明だけど彼は呆れるくらいSF装備を持ってない、細胞を活性化して傷を縫ってくれる機械も無い、
ロボットなんか一瞬で蒸発する光線銃も持ってない、かっこうはなんでかずっとジャンプスーツだし。
ジッパー付いたビジネスカバンにいれた銀のお菓子袋に入ったペースト飯をスプーンで食ってるし・・・。

ジャックダニエルの酒瓶を指して「謎の言語で読めない」と言ったり英語を何とかすべきだったけど、
好意的に観れば見た目がイギリス人型宇宙人なのは文明度的なとこが地球と同じくらいの宇宙人を表していて、
文明度のない星と思い込んで植民開拓しようとワープゲートを惑星軌道に投入してみたらそうじゃなかったという話…だと思う。
この手のディストピア物は散々右往左往したあげく「なんでやねん!」で終わる大喜利
この映画もきちんとそれを踏んでオチを付けている。