映画

「Attack of the 50 Foot Woman」  
邦題は「妖怪巨大女」っていう何か酷いタイトルに。
1958年に制作された白黒の特撮映画、
UFOと遭遇した主人公がそのUFOを探しに行ったところ巨大エイリアンに襲われ
帰ってきたら自身が身長50フィートになってしまうという荒唐無稽なカルトSF映画。
1993年にTV映画でリメイクされた。
この時代のSF特撮は放射線又は磁力や宇宙人起点で男性が透明・ガス・伝送・
縮小・巨大になるというドラキュラなどの古典モンスターがやっていたことを
疑似科学現象に置き換えるというのが多くあってそういった映画の女性版。
「美女が巨大化」という以外に何もないんだけどなんでかこれが刺さって
今でもオマージュ的なものが多く作られるエポックメイキング的な映画。
日本にも「巨大娘」と言う創作ジャンルがあるけどどうやらこっちのイメージが強いらしい、
66年ウルトラマン第33話「禁じられた言葉」巨大フジ隊員
メフィラス星人が勝手に地球代表と選んだフジ隊員の弟サトル君に「地球をあげます」と
言わせるためにフジ隊員の意識を遮断し巨大化して虚ろな目で破壊活動したりする。
多分こっちのイメージが強いのは画家:会田誠の所為。
 
93年リメイクの「ダリル・ハンナジャイアントウーマン」フジ隊員もいいけどこっちもいい。