映画

ジョン・ウィック
奪われる物語
キアヌ・リーブス主演のガンアクション映画、タイトルは主人公の名前。
シリーズが2本撮られて10月に3作目「パラベラム」が公開される、
西部劇並みに物凄くシンプルな話のガンアクション映画でほぼ全編がアクションシーン。

結婚を切欠に引退した暗殺者ジョナサン(ジョン)は伴侶の死で落ち込むも
伴侶の最後の贈り物の犬で立ち直りの切欠を得る…、

1作目ではこの後ある理由で生活の一部を奪われ残り70分は怒りの大暴れで
一人でロシアマ系フィアを1つ壊滅します、ぺんぺん草も生えないくらい。
これがシリーズ全ての切欠の冒頭30分。
1作目の冒頭30分は2作目3作目の遺恨の連鎖となりジョンは元の世界の更に深みに
どんどんハマっていきます、
2作目は「ジョン・ウィック チャプター2」で1で忘れてたものを取りに冒頭から
大暴れするので2から観るとなんで暴れてるのか一切分からない。

ゲームっぽい世界設定
この映画の世界には暗殺者などアンダーグラウンドな生業をまとめるギルドが存在し
暗殺者やマフィアはそれを介して世界で仕事のやり取りや組織運営をしています。
2作目では更に007並みになり仕立て屋、古書店、ガンソムリエなど登場します。
コンチネンタルホテル
裏の世界の人を相手にした宿泊施設、世界に支店がある
ホテル内での仕事(暗殺とか)は厳禁で破ると除名され殺される。
2作目までは主にこのホテルを起点に話が進行する。
コイン
ギルド内での通貨、1枚の価値は今一分からないけど仕事の報酬でやり取りされ
宿泊や仕事の備品を買える、造幣業者がいる。
コイン1枚でホテルに何拍かでき死体2体くらいを片付けられるらしい。
情報システム
ギルド専用の電話局があり賞金首の情報を流したりしてるネットワーク、
スマホで以来するんだけど掛けた先は1940年代くらいの交換手のいる電話局で、
若い娘からオバチャンまでピンクのノースリーブの制服でガッツリ入れ墨してる。

ガンフー
香港映画ではよく見かけるガンアクションの殺陣だけど一味違う、
キアヌがこの映画で使っているガンアクションと格闘技をミックスしたアクションの名前、
映画の中ではそうとは言われないけどジョンの戦闘術はこの型を重視してる、
マトリックス」では「ダンスをするような殺陣」とコメントしていたけど
この映画では体を撃ち動きを止めて頭を撃つといった1人2発使う丁寧な処理のガンアクションに
トリッキーな格闘技を組み合わせハンドガンを使った2m前後の格闘銃撃戦をメインしていて
香港映画のそれとは違った映像映えを作っている。コマ送りで観たいくらい。
香港映画はルチャリブレ的、ジョン・ウィック柔術的。

現代のマカロニ・ウェスタンって感じの楽しい映画。

リベリオン」「ウルトラヴァイオレット
全く関りのない2作、監督が同じで「ガン=カタ」という架空の近接格闘術がアクションのメイン。
特捜戦隊デカレンジャー
デカレッドの使う戦闘術「ジュウクンドー」、「リベリオン」をモデルに殺陣が考えられた、
戦隊特撮は結構前から飛び道具と格闘術を併用したアクションが多かったけど珍しく設定が付けられた。