映画

サンダーボルト
原題「Thunderbolt and Lightfoot」1974
クリント・イーストウッド主演のロードムービー

銀行の金庫を20ミリ機関砲で破壊するという変わった手口で名を馳せたサンダーボルト(クリント・イーストウッド)は、
奪った50万ドルの分配を巡って軍隊仲間で昔のギャング仲間に狙われ、小さな教会の牧師に身をやつしていた…。

マカロニウェスタン映画「荒野の用心棒」や「ダーティハリー」シリーズなどでアクション俳優路線まっただ中だった
イーストウッドが眉間に立て皺とかいかついサングラスを掛けずに終始派手目のシャツとゆる~い感じで笑ったりしてる映画、
あらすじがいかつい感じだが内容は男の友情とか叙情といったもので自由に生きるおじさんと若者の友情や別れを描いてる
アメリカン・ニューシネマのロードムービー
原題はキャラクターの名前なのだが、「Butch Cassidy and the Sundance Kid(明日に向かって撃て!)」「Bonnie and Clyde」
テルマ&ルイーズ」とか2人の主人公の物語でよく使われる形式の題名。

冒頭でイーストウッドが牧師の格好(偽牧師)で日曜学校で説教をしている最中に銃撃されてかなりマヌケな感じでとんずらしていたり、
強盗する準備金を得るために普通に真面目にバイトをしたり、バイクのねーちゃんに声掛けたらハンドルに挟んだ金槌で車ボッコボコにされたり
と結構緩いコメディシーンが多くイーストウッドも歯を見せて笑っちゃうとかイメージを一変させている。
他のゆる~い主演では相棒がオラウータンでトラック運転手の「ダーティーファイター」があってオラウータンがいい味を出してる。