映画

マシニスト
クリスチャン・ベール主演の映画 2004年
バットマン」のオーディション4カ月前にクランプアップしたクリスチャン・ベールの"激痩せ"で話題になった映画、
この映画の前まで筋肉質で80Kg程あった体を54kgまで落とたガリガリの体を映画の中でCG無しで見せている。

機械工のトレバーは原因不明の不眠症で1年もの間眠っていなかった。痩せ衰えた彼はそれでも毎日仕事に出かけ、
娼婦のスティーヴィーの元に行き、深夜に空港に出かけウェイトレスのマリアと雑談をするのだった…。

役作りの為に体系を整える役者は多くいて、軽い(軽くないけど)とこだと筋トレや多少の体重の増減をする人が多くいます、
多くはアクション映画でなるだけスタントを使わずに自分でアクションする為の体術修練の一部などですが、
それが極まってきちゃうと危険な領域のダイエットに入ったり歯を抜いたりといった人体改造に近い感じに入る人も少なからずいて
「デ・ニーロ・アプローチ」と映画ファンの間では呼ばれています、クリスチャン・ベールもそれを実践しちゃう一人。
トム・ハンクスは過度な増減で糖尿になってます。

日本映画ではそういった役作りをする時間がスケジュールに入っていないと西田敏行が発言していましたが、
松田優作は役に合わせた体系髪型仕草小道具を徹底的に追及することで有名でした、
近年だと「ザ・ファブル」の岡田准一は自らアクションする為にかなりの体作りをしているそうで、
映画ではほぼすべて自分でアクションをしてるそうです。

正直あんまり面白い内容の映画ではないですが役に没入する役者の「役者魂を見る」というのも映画の一つの楽しみだと思います。
この後4カ月で「バットマン」であのムッキムキにどうやって戻したのか意味わからん、っていうとこまでがこの映画の面白さかも。